こんにちは。娘の方です。
先日、国際交流のイベントで出会った訪日外国人の方々と飲み放題に行ってきました。
Wi-fiが無くて不便だねと言うと、どこへいくにも道を聞けばみんな親切に教えてくれるのでワンダフルだ!と言っていました。^^
カナダからの彼は、3日前に日本上陸。日本に行くと決まった3か月前から日本語の本を買って勉強したそうですが、やっぱり日本語は難しいそうです。
カスタマーとゲストの違い
あと面白いことも言ってました。
日本のお店は客に話しかけるときに、『いらっしゃいませ、お客様』と言うと。
お客様は直訳がcustomer。
customer=買う人、お金を払う人
だから少し失礼な感じがすると言ってました。
たしかに…。
あとから、日本語の『お客様』はcustomerという意味よりも、guestの意味だなと思い当たりました。
アメリカで友人宅に遊びに行った時に、自分の飲み物を自分で用意しようとして
(いつもはそれが普通。冷蔵庫を勝手に開けて欲しいのを貰う。←日本ではとてもできない。)
『be my guest!』と言われ、座らせられたことがあります。
大切なお客様だから座ってて!という意味。
あのときにカナダの彼に、そこまで説明できなかったのが残念でした。
3ヶ月ヒッチハイクで日本を巡るそうなので、ニュアンスの違いを理解してれるといいな。
観光地の印象 日本の印象
飲み放題に行きたいというので、居酒屋に行きました(^^;)が,ホールには日本語も英語もほとんど話せないタイ人の若い男性が一人で働いていました。
居酒屋で店員が来ないのは、良く見なれた光景ですが、彼らはしきりに「彼が可哀そうだ」と言っていました。
海外旅行で「とても素敵なところ♪」と思って観光していても、ファストフード店のスタッフがとても疲れたお年寄りばかりだったり、道端にホームレスらしき人(しかも若い男女)を沢山見たりと、その国が抱える問題を何となく感じてしまうことってあります。慣れてしまうと当たり前になってしまいますが、ひとりひとりができるだけ意識していけるといいのかなと思いました。
1軒のお店だけでは=『日本の印象』にはならないかもしれませんが、限られた時間の中で何を見るかでその国の印象は随分変わります。その人が私とずっと一緒にいたら、私=日本人になるのです。責任重大です。
観光客の視点に立つと、自国のことを考えるいいきっかけにもなりますね。・・・選挙、まじめに投票しよ・・・とか。
旅行の形もそれぞれ
また20歳のヨーロッパからの女の子は、『日本は、安全だから一人旅も怖くない(^-^)』って。
彼女も3ヶ月位滞在予定だそう。
旅という考え方も日本人との差を感じます。
シンガポールからの男性が二人、カナダの彼、ヨーロッパの彼女と私の5人で飲んでましたが、彼らはゲストハウスで知り合ったそうです。
ヨーロッパの彼女は、昨日シンガポールの彼と同じゲストハウスで、今はカナダの彼と同じゲストハウスに泊まっているそうです。国籍も旅の目的も違う、旅行者同士の出会いも楽しそうでした。
旅行業者で予約してツアーで巡り、オプショナルツアーを盛り込んで、ホテルに泊まる旅行ばかりじゃない。
いろんな旅の形があること、もっと知ってもらえたらもっと良い国になるんじゃないかな。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪