4月の法改正~簡易宿所

民泊に注目している人は4月の法改正に注目していたと思います。

私たちも、4月さえ来れば・・・と根拠のない期待をしておりました。

実際緩和されたのは、33㎡以上なければいけなかったところが一人3.3㎡になったところ。とカウンター(帳場)が不要になったところでした。

とっても期待していた、トイレの数や用途地域(緩和されればここを買う!という物件がいくつかあるのに・・・)は変更なし。

実際にマンションの1室などでもできるようになったのかというと、用途地域、トイレの数、カウンターなどなどでNGなのです。

葛飾区では、初めからカウンターを特別設ける義務はなく、入館した際に身分証の確認や受付、館内のご案内などをするスペースがあればOKということでした。この辺は各市町村により違ってくるようですね。

しかし、ほんと、調べれば調べるほど、何年前の決まりだよ!と突っ込みたくなる個所満載です。

下駄箱は一番面白かった。

きっと寝ている間に履物を盗まれるようなことが昔はよくあったのでしょうね。

まさかの売主NG

現在、B&B穏のための物件を絶賛募集中です。

かれこれ、半年以上。

なかなか、これだ!という物件に出会えずにおります。

いや、正しくは「これだ!」とおもった物件にはいくつか出会ってきたのですが、何をやるにも初心者のため、保健所などと話を進めていくうちにNGだったということが多発しております。

その度にまたゼロからのスタート。涙。

これまでは主に簡易宿所が取得できないことでNGというのが多かったのですが、この前の物件はなんと、「この家売りま~す!」と言っていた売主さんが「やっぱりやめま~す」と言いだし、NGとなりました。

そこは借地権付きだったために、地主さんに簡易宿所やりますけど大丈夫でしょうか?と聞いてもらっているところだったので、地主さんNGは覚悟していたのですが、まさかのっ!

売主さんNGとはっ!

どうやら、転居先で良い物件が探せなかったらしい・・・

いっそ「転居先を一緒に探しましょうか?!」という言いそうにになりました。

物件探しは難しいとは言いますが、どこも同じなのですね~。

 

トイレの数

普通の住居にトイレっていくつ必要だと思いますか?

2階建ての家なら2つあるよ♪というのは珍しくないかもしれません。

簡易宿所の観点から言うと、

宿泊する人数により、1~5人 2つ、6~10人 3つ、11人~15人 4つ、と決まっています。

先日保健所に行き、判明したのですが、ホームステイ型で簡易宿所を取得する場合、オーナーもその数に入るということ。

※これも、各市町村で若干違ってくるようです↑

泊める人数で決まると思っていたトイレの数ですが、事情が変わってきました。

穏では母と私の2人が居住し、そこへゲストをお迎えします。MAXが3名では、事業として成り立ちません。

ということは必然的に、トイレを1つ新設し、宿泊人数はMAX8名となります。

普通の2階建ての民家は大体、2階建てでも3階建てでも、2個が主流。

多くの物件において、トイレ増設は逃れられないようです。

※追加 各市町村で違いますが、足立区では各階に男女別のトイレが必要とのこと!また各階での人数で計算するというところも。例えば3階部分を9名の客間にした場合、3階に3個のトイレが必要ということに・・・あはっ。そんな改造をされる家がかわいそうになってきますね~。

 

一人3.3㎡になったのは良かったですが、「絶対不要ー!」と叫びたくなる3個目のトイレ。

押し入れなどに新設する場合、排水管等も含めて75万(単独工事)位するみたいです。

これもどうにかならないでしょうかね・・・。